特注家具・オーダー家具の株式会社森下 ~ 船堀の家具屋ブログ ~

オーダー家具・特注家具の株式会社森下 〜 社長ブログ 〜

7月2010

今日で7月も終了です・・・

今日で7月も終了・・・早いもんです。

私の嫌いな毎月恒例月末がやってきました・・・

会社の方は・・・と言いますか、工場の方は

おかげさまで仕事が途切れることなくやらせていただいています。

有り難い事ですね。

 

しかしながら・・・七月の売掛金をまとめていたら・・・

私が担当している部分の方がサッパリ・・・数字は全てを物語っています。

この七月は一体私は何をしていたんだろう・・・?

という疑問がわいてくる・・・

そんなに私は暇だったっけ?(病院通いをしていたぐらいか?)

う~ん・・・仕事は暇だったけどやる事は沢山あったような気もするんだけど・・・

数字に表れていない所を見ると、

私のやっていた事は仕事ではなく趣味という事になっているのだろうか?

仕事が趣味なんてなんとも喜ばしい限りですが・・・そんなこと言っている場合ではない。

 

そんな後ろめたい気持ちがあるせいでしょうか・・・?

仕事もろくにしない風に見える社長の私への風当たりが徐々に増してきている感じがします・・・

ヒドイ人たちです・・・私は仕事していない風に見えるだけで

陰でセッセと仕事しているんです。

なんて目立たない活動なのでしょう・・・

 

8月は気持ちを切り替えて!

売上につながる忙しさにならなくては!!

家具マシーンことなんも専務にいじめられそうです・・・

「7月は何していたの?」は絶対に私にしてはいけない質問です!

 

 

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七月は通院ライフでした・・・

交通事故に遭ってから整形外科に通院していましたが、

待ち時間3時間診察10分という信じられない待遇を受けた為

毎日通院可能で尚且つ短時間で効果が感じられる治療と言う接骨院に切り替えたのであります!

 

それにしても納得がいかない!

3時間半も待合室に待たされて、10分の診察で言われた事は・・・

 

医者:「打撲なのでしばらく安静にしてください」

私:「それは、私に仕事するな!ってことですか?」

医者:「打撲は安静にするしかないんですよ」

 

意味不明!!

これだけ待たせておいて、「安静にしてください」で診察完了!

これは久々に虫の居所が悪くなってきました!

 

私:「湿布貼って終わりですか?」

医者:「安静にする事が治療になるんです」

私:「西洋医学の限界ですか?」

医者:「骨には異常が無いから、安静にするしかないです!」

私:「治るまで安静にしていたら、会社クビになっちゃうじゃないですか!?」

医者:「う~ん・・・安静にするしかないですね~」

私:「仕事が出来ないんじゃ、怪我よりも先に餓死してしまいますね!!!」

 

医者も、苦笑いするだけ・・・こんな整形外科はもうまっぴらごめんだ!

イライラの中、保険屋に電話して事の成り行きを話して

接骨院に通う段取りを取ってもらいました。

しかしこの保険屋さん・・・口では「怪我は治るまで通院してください」とは言いつつも

どうやら接骨院にはあまり通ってほしく無い雰囲気が伺い取れました。

なんなのでしょうか?

整形外科に通っていたら1日つぶれてしまいます!

「給与保障してくれるのか?」と言っても会社役員は保障の対象外なんだとか?

ん~ッ!正確に言うと!

給与として貰っている分は給与保障されるが、役員報酬の分は対象外なんだとか・・・

 

理屈はわかるけど納得できる話では無いですね・・・

そもそも、会社役員級の人間は我々のような零細企業では交換が効かない訳です。

それなりに重要な役割を果たしている人間なんですよ!

その人間の人件費だけ保障してもらっても、会社の被る損害は人件費以上な訳です!

だから、怪我や病気程度で会社を休むのはなかなか厳しいです・・・

 

というような趣旨の事を保険屋さんにお伝えして

翌日から接骨院へ通院が始まりました。

 

接骨院の人曰く

「左右の体のハリが全然違いますね~」とのことです。

毎日通院して少しづつハリを取り除いていかなくてはならないそうです・・・

そんなこんなで、最近は毎日接骨院へ通院しています。

 

接骨院だけではありません・・・先日暴れ出した虫歯のおかげで

歯医者にもその後通院しているのです・・・

なんという事でしょう~

この1年で、いきなり病院へ通う回数が極端に増えてしまった!

あぁ~妻の付き添いでも何回か病院に行きましたね~!!

今年は何やら、病院と関わりが強く感じられます・・・

 

 

そういえば・・・

先日の健康診断の結果が出てきました!

結果から言うと・・・パーフェクトボディでした!

特に異常は見つからず、あっても経過観察です!

血圧血糖値はちょっと気になるけど・・・尿酸値・中性脂肪は完璧です!

結果を皆に報告すると「あり得ない!」の連発!

ポッチャリ系の私からしてこの診断結果は正に奇跡の体

ムフフッ!

 

しかし・・・結果に慢心せず!ダイエットに励む事に致します。

 

 

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「キッズデザイン」・・・5㍉削る子供に安心なデザイン

本日は「キッズデザイン」のお話!   

以前、妻が新聞で見つけた面白い記事を見せてくれた。   

ちょうど先日も子供向け家具を設計している方から御問合せ頂きましたが  

なんともタイムリーなネタです!  

    

子供に安全な設計を支援、角5㍉削れば危険大幅減」   

    

なんとも驚くような記事であります!   

家具屋の私としては見逃してはならない記事であります!   

私の妻も家具屋の嫁として自覚が出てきたのでしょうか?   

    

これは経済産業省科学的なデータを共有することで   

子供に安全な製品づくりを産業界に広げる取り組みを開始したという話しです。   

    

その新聞の記事によれば・・・   

子供の死因の第一位は「不慮の事故」なのだそうです。   

年間約1200人の子供が不慮の事故で亡くなっているそうです・・・これは驚き!   

    

経済産業省独立行政法人や大学の先端技術を駆使し   

医療機関等から事故情報を収集し   

原因を追究し、改善策を講じてその情報を共有する   

実践的な行動を進めていたのだそうです。   

    

そして、共有すべき情報とは・・・   

家具や柱の角1~5㍉程度面取り作業をするだけで   

子供の頭皮裂傷のリスクがなんと!60%まで低下するそうなのです!   

    

たった小口の角を5㍉削るだけで・・・  

年間約1200人死んでしまった子供の命480人も救われるのだ!   

年間約480人の命が救われる!これは何たること!!   

    

保育園家具学校什器をこれまで数多く製作してきた私たちにとっては   

これは聞き捨てならない情報であります!   

そして、個人のお客さんの住宅家具を製作する時でも子供がまだ小さい家庭が多い!   

そのような場合は、家具を製作する時に気を使って角を丸めたりしていました。   

保育園家具などでは設計士やデザイナーからは角を丸める指示が多いです。   

今までは「角が当たったら痛いでしょ!」的な感覚と言いますか・・・   

それこそ、永年の感みたいな感じでやっていました。   

それが、科学的に証明されたのです!!   

    

    

それでは、具体的にどのように角を5㍉削るのか?   

やり方は沢山ありますが、モリカグがこれまで実際にやってきた方法とは・・・   

    

    

①家具の扉を全てメラミンポストフォームという材料で製作する   

    

ポストフォームとは、メラミンで製作したパネルなのだが角が丸められる特殊な材料です   

様々な場所で活用されています。名前を聞いてもわからないかもしれませんが   

    

   化粧板を曲面加工したもの。曲面加工により角で怪我することがなく安全性が高い。   

    また厚みを感じにくく見た目も柔らかい。   

   学習机や扉、出窓、洗面化粧台、カウンターなどによく用いられる。   

    

と説明しているHPもあります。   

    

森下のホームページ製作事例でも掲載していますが   

    

   

こちらの家具はポストフォームで製作しています   

    

わかりづらいですね・・・   

扉が全てポストフォームで製作してあるんです。   

    

    

    

②家具の小口面を無垢材で仕上て、角を削る!   

    

これは比較的多くの家具で採用されている方法です。   

ポリ板やメラミン材を丸めたり、角を落とすことは基本的に不可能です。   

ポストフォームはメラミンですが・・・)   

だから、小口の部分を無垢材で仕上るのです。   

無垢材なら自由に削れるので様々な大きさや角度で削れます。   

    

   

こんな風に削ります   

詳細はコチラ!   

    

無垢材だとここまで削れます!   

そして塗装して仕上作業に入ります。   

    

    

    

以上の二つの方法です。   

しかし!ここで現実が待ち構えています!   

ポストフォームにしても無垢材仕上にしても   

製作工程が増加します、確実に短納期の物件では難しいです。   

そして工程が増えるということは、その分価格に反映されてしまいます。   

はっきり言ってしまうと、価格は高くなります。   

    

納期予算が無ければ、無垢材仕上ポストフォームで仕上げたいと   

思っていても出来る部分と出来ない部分があります・・・   

私が社会奉仕の心採算を考えずに家具を製作すれば話は別ですが・・・   

何分まだ未熟者ですから・・・そこまでの勇気がございません。   

しかし、これはこれで「仕方が無い!」と割り切っています!   

納期はある程度我慢するとして、予算が無いのでは話にならない!   

家具屋にも生活がありますから!   

    

とは言っても、考えてみるわけです・・・   

いくら「予算がないから角は削れません」といっても   

たった5㍉角を削るだけで年間約480人の子供が助かるのかと   

思うと少々複雑な気分になります。   

代替案として思いつくのは・・・   

5ミリまで削れないけど「パネフリ」という樹脂エッジを使用すれば   

ポストフォーム無垢材仕上に比べれば少し安くできます。   

    

    

経済産業省が知識として広めることは素晴らしいとして   

文部科学省厚生労働省は実際に知識を実行に移せるだけの予算を組まないと・・・   

経済産業省の活動とはいったいどうなってしまうのか?   

と言うよりは・・・家具屋に仕事が回ってくるまでに一体何社ぐらいの業者が入っているんだろう?   

そんな事では、国が予算を組んでも実際に製作するところにお金が回らなければ   

意味が無いですね~   

末端業者はツライですね~   

    

仮に適正な予算が組まれたとしても、家具屋に辿り着くまでの 

中間業者が先に予算を確保してしまい   

「残りの予算で家具を作りなさい!」というのが現実でしょうか・・・   

末端業者はツライですね~   

    

国の話だけでは無いです。   

家を中心とした生活空間の中に危険がいっぱいの状況で   

その一端が家具にあると考えるとちょっと複雑な気持ちになります。   

予算も大切ですが安全は第一です。   

子供がいる家庭でオーダー家具を製作する場合は   

今まで以上に注意が必要だなと改めて思う新聞記事でした。   

    

たった5㍉・・・されど5㍉!   

    

「お金は後からついてくる」といろんな方がおっしゃっていますが   

以前から申し上げているように、私の後ろにはまだまだお見えになっていないようです・・・   

社会奉仕の心を養っていくにもお金は必要ですね。   

志や信念だけでは生活はできない・・・と思います。   

しかし・・・  

お金が優先される世の中ではありますが、想い信念が無ければ仕事は出来ない!  

と思う訳です。  

お金とは想いや信念を達成する手段の一つなんだ! 

と思ってはいるんですが・・・   

    

何を最優先に考えるべきか?   

それはその家具を使用する人・製作する人等の家具に関わる人次第ですね。   

昔のドラマで「そこに!愛はあるのかい?」と江口洋介も言っていました。   

私も江口洋介のように言えるくらい大物になりたいと思ってはおりますので・・・   

日々修行の毎日であります。   

現実の世界はなかなか厳しいものではありますが・・・   

自分の想い信念貫けるような人になりたいと思います。   

    

思うだけではダメですね~  

それでは、自分の信念にもとづいて5ミリ削りましょうか・・・?  

やってやれない事はないでしょうか?  

採算を考えないのは企業として如何なものか・・・?  

しかし・・・全ては命あってのことですから  

なんとも悩ましい問題です!   

    

    

    

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